【2026年5月より】rTMS療法(反復経頭蓋磁気刺激療法)開始について
2026年5月より、うつ病に対する新しい治療選択肢として「rTMS療法(反復経頭蓋磁気刺激療法)」を開始いたします。
rTMS療法は、磁気を用いて脳の特定の領域を刺激することで、うつ症状を改善させる身体への負担が少ない治療法です。抗うつ薬による治療で十分な効果が得られなかった方や、お薬の副作用で治療の継続が難しい方のための選択肢です。
当院では安全性のため入院での治療とさせていただきます。まずは主治医にご相談ください。
ご不明な点がございましたら、下記お問い合わせ先までお電話ください。
お問い合わせ・ご予約
rTMS療法に関するお問い合わせ・ご予約は地域連携室で承ります。
・地域連携室 直通 ℡026-224-3961
(電話受付時間:平日 9:00~16:00)
rTMS療法(反復経頭蓋磁気刺激療法)とは
専用の機器を用いて頭の外側から脳の特定の部位(左前頭前野など)を磁気で繰り返し刺激し、脳の活動を整える治療法です。
- お薬を使わないアプローチ:抗うつ薬による治療で十分な効果が得られなかった方や、お薬の副作用で治療の継続が難しい方のための選択肢です。
- 安全性:麻酔の必要はなく、治療中も意識がある状態で、リラックスして受けることができます。
治療の対象となる方
保険診療でこの治療を受けるには、以下の条件を満たしている必要があります。
- 18歳以上の成人であること。
- 中等症以上のうつ病と診断されていること。
- 少なくとも1剤以上の抗うつ薬で適切な治療を行っても、十分な効果が得られなかったこと。
※心臓ペースメーカーや頭蓋内に磁性体の金属(人工内耳やクリップなど)が埋め込まれている方は、磁気の影響を受けるため治療を受けることができません。
治療のスケジュールと内容
- 治療期間:通常4〜8週間を一区切りとして行います。
- 頻度:原則として週4~5回実施します。
- 時間:1回の刺激時間は約20分です。初回の設定にはさらに30分程度のお時間をいただきます。
- 痛みについて:刺激中に頭皮をコツコツと叩かれるような痛みや不快感を感じることがありますが、多くの方は数回の治療で慣れて軽減します。
治療開始までの流れ
rTMS療法は、専門医による慎重な適応判断が必要です。
- 現在のかかりつけ医への相談:まずは主治医にrTMS療法の希望をお伝えください。
- 紹介状のご用意(他院通院中の方):当院での円滑な診断のため、主治医に診療情報提供書(紹介状)を作成していただき、当院に電話にてお問い合わせください。
- 当院での事前診察・検査:当院にて診察を行いrTMS療法の適応を判断します。適応の場合は血液検査、脳波検査、心理検査などを実施し、安全に治療が行えるかを確認します。
- 同意・治療開始:医師より詳細な説明を行い、ご同意いただいた上で5月以降に順次治療を開始する予定です。
使用機器
NeuroStar TMS 治療装置(ニューロネティクス社製)